トップページ > 活動レポート(2020年)
 > 令和2年度第3次補正予算案 > 令和2年12月17日 建設通信新聞 




2020/12/17(木)
新聞記事
令和2年12月17日 建設通信新聞




政府の3次補正
強靭化に国費2.2兆円
5か年対策は1.9兆円

内閣官房は、2020年度第3次補正予算案に盛り込まれた政府全体の国土強靭化関係予算をまとめた。総額は国費2兆2604億円、事業費3兆4963億円で、うち公共事業関係費は国費1兆7488億円、事業費2兆5252億円となる。21−25年度に事業規模で15兆円程度を確保する「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」は、国費1兆9656億円、事業費3兆0541億円で、うち公共事業関係費は国費1兆6500億円、事業費2兆3973億円となった。

5か年加速化対策分を対策の柱ごとに見ると、流域治水など「人命・財産の被害を防止.最小化するための対策」が国費8930億円(事業費1兆3742億円)、道路ネットワークや鉄道の機能強化など「交通`ネットワーク・ライフラインを維持し、国民経済・生活を支えるための対策」が国費6470億円(同1兆0043億円)、「予防保全型インフラメンテナンスヘの転換に向けた老朽化対策」が国費3984億円(同6480億円)、「国土強靭化に関する施策のデジタル化」が国質134億円(同134億円)、「災害関連情報の予測、収集・集積・伝達の高度化」が国費138億円(同142憶円)の内訳となっている。

5か年加速化対策分の府省庁別は次のとおり。

▽内閣官房=ゼロ▽内閣府=同▽警察庁=25億0400万円▽総務省=24億7200万円▽法務省=171億4000万円▽外務省=ゼロ▽文部科学省=2096億1200万円▽厚生労働省=488億6800万円▽農林水産省=2208億9000万円▽経済産業省=100億5100万円▽国土交通省=1兆3684億7400万円▽環境省=755億5600万円▽防衛省=100億8700万円。